wind fall bag

個展まであと一週間ほどになりました。
写真はwind fall bagと名付けたシリーズの包みの一部です。個展にて販売します。

予定していた作品はほぼ仕上がり、あと数点作りたいものを作るのみになりました。
いつもなら時間ぎりぎりまで作り続けているのですが、今回は自分の体を過信しないように、制作期間を沢山取り、前倒しでじっくりと作ってきました。予定の分量にほぼ到達した安心感から、急に手の疲れや体の痛い所が顔を出してきています(笑)だから、少しお休みしながら、言葉を綴っています。

今回の作品展で18年目を迎えます。作品を作りながら思っていたのは、作ることが嬉しくて仕方ないということ。手を動かせることの喜びは、生きている実感を思いださせてくれます。去年の丸一年、作らない時間を過ごしたことも、今ならとても大切な時間だったと思えます。そういう時間を過ごした中で、熟成されたイメージが今回の作品になっています。星と大地と。自分をとりまく世界と等身大の自分自身。手とイメージと、自分自身の思考が一つに調和した今の私の世界をゆっくりと感じてもらいたいなと思います。そして、「作品には作品の道がある」とは今日出会った言葉。自分の手から生まれた作品が、手を離れ、生きたい場所へと旅立っていくこともまた楽しみです。

 

「母なる大地の小さな星」

2018.5.16 – 27

at SEWING TABLE COFFEE 分室So Lei
open 11:00 – 18:00
close 21,22,23
枚方市星丘2-11-18 星ヶ丘洋裁学園内

 

在廊予定日は、5/16、19、20、25、26、27