愛を纏った羽根

春分の日はどんな風に過ごしましたか?星の暦では始まりの日、宇宙元旦とも言われています。今年は特に重要な日ということで、私は1日リトリートのようにゆったりと過ごしました。朝は早めに起きたのでsewing meditation をしました。インスタに書いたのですが、魂深くの記憶が形になって表れました。ネイティブ・アメリカンのようなイメージの羽根。風を司る民族の記憶が呼び覚まされたのかもしれません。この刺繍はメディスンバッグにしました。手のひらくらいのサイズの小さな包み。

アンティークリネンの端っこを何枚か合わせて作っています。長い年月で生地の端っこはすごく素敵な味わいがあります。そのたたずまいに合わせて手縫いで縫い止めたり、作品としても味わい深いものになっています。私にとっては宝のような切れ端を大事に使いました。わかって下さる方の手に渡ればいいなと思います。

 

ここ最近は鳥が身近に来てくれます。青い綺麗な羽を持った鳥も挨拶に来ました。鳥の種類に詳しくないので残念ですが、いろいろな鳴き声が聞こえています。自然のものたちと近しくなり、自分の波動も上がっているのだろうと思います。

風は自然の流れの中で、変化を起こさせます。海では風が吹くことで波を起こします。空では上昇気流が起こることで鳥たちがより高く遠くに飛ぶことができます。様々なものが、この宇宙で連動し響き合っています。森の中にいなくても、それを身近に感じることはできるし、自分の波動をそこに合わせて響き合うこともできます。今はそれを感じられる心でいる事自体が、本当にとても大切に思います。

Medicine bag

先日のこと。

今までおぼろげだった自分の未来のビジョンが、ハッキリと見えました。それによって、するべき事も自ずと決まり、迷いがなくなったのです。どしゃ降りの雨は迷いを一気に洗い流してくれました。春分を前に、大事なターニングポイントとなった日。ビジョンを実現させていくために、1番大事な事はやはり自分への信頼。周りに振り回されることなく、どっしりと私の使命を進めていきたいと思います。

今の時期も見ながら、少しでも心も身体も健康的でいられるように、medicine bagを制作していきたいと思います。数量が揃ってきたら、お披露目します。もちろん個人的にオーダーも引き続き受け付けています。お気軽にメッセージくださいね。

風守りの刺繍に愛を込めて


風守り刺繍

 

春が近づき、野の草は何食わぬ顔でワサワサ茂り始めています。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

色々と不安な報道が続いていますが、人も植物と同じく本来はとても逞しい逞しい生命の力を持っています。今だからこそ、自分の内にあるそういう逞しい力に目を向けていたいと思います。

白い美しいアンティークリネンの鞄は、鹿児島市にあるお店soloさんにお送りしました。外出をためらうとき、そっと寄り添い守る風のような鞄で出かけてもらいたい。当然の事ながら抗ウイルス作用はありませんが、精神を健康でいるための優しい支えになればいいなという気持ちで刺繍しました。

自分にできる事に愛を込めて、日々そばにいる大切な人たちとの繋がりを改めて見つめて、助け合っていきましょうね。

Soloさんのお店の情報はInstagramをご覧下さい。

 

たくさんの愛をこれを読んで下さっている皆さんに送ります。

春の訪れ

今日は静かに雨が降る1日で、次の作品のためのスケッチをしていました。家の裏手にひっそりと、でもこんもり生えていた草。前から抜いてしまうか迷っていたのですが、良い具合にツルが伸びて美しい造形になったので、これはと摘んで窓辺に活けました。下向きに垂れた葉がとても綺麗で、その名前も知らない葉を刺繍することにしました。蔓状に伸びる草花はとても繁殖力が強いと思います。土があまりないような場所でも、雨が降れば少しずつ成長し、こんもりと茂ってきています。葉はとても繊細で柔らかいのにすごいです。どんな刺繍の風景が広がるか楽しみです。

 

庭の片隅に蕗の薹が顔を出していました。春ももうすぐそこまで来ています。

軽やかな服装になったら、種のふくろを胸元にふわりと付けると柔らかな雰囲気が出ますよ。

element

element -aqua

このところ使っているアンティークリネンは、そのままで十分美しい。その佇まいを最大に生かしたくて、シンプルだけど手をかけた作品を作り続けています。内側にも愛がいっぱい。ネームタグは布の端っこを大事に使っています。金具も小さなスナップだけ。柔らかに寄り添うバッグはもう20年作り続けてきた大事なアイテム。その原点とも言うべき形をelement というシリーズに名付けて、改めて作り始めました。

 

オンラインショップに作品を追加しました

オンラインショップに少し作品を追加しました。小さな作品ばかりですが、新しい年のお守りにどうぞ選んでみてくださいね。

今日は風がとても強くまるで台風のようです。今のアトリエは海が近い丘の家なので、風がビュービューーーーっと吹き抜けていき、古いトタンがバタバタ音をさせています。何だか落ち着かなくて、手仕事が出来ずパソコンに向かっています。何も飛んで行きませんように。。。

https://nhworks.theshop.jp/

あけましておめでとうございます

2020年 明けましておめでとうございます。

今年は活動を始めてから20年目に入ります。初心を忘れずに、ひと針ひと針を大切にしていきます。

今年のキーワードは「結び」です。一つ一つ結び繋いできたから今があり、これからに繋がっていく。これまでに出会っていただき結ばれたご縁も、これから出会うご縁も大切に大切に結んでいきたいと思います。

1/6から作品、鞄のオーダーを受付開始します。昨年末の展示で制作した種の袋も少しずつオンラインショップにアップしようと思います。自分のお守りになるようなものを見つけてもらえると嬉しいです。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

今年もあと少し

先日、額装家 向井理依子さんのフランス額装に羽根の刺繍作品を使っていただきました。刺繍の雰囲気とぴったりな額装をしてもらい、何倍にも作品の価値が高まったように思いました。刺繍も絵画と同じようにしっかり額装して飾ることが出来るのだとわかり嬉しくなりました。この作品のタイトルは「羽根守り」。お部屋の片隅に飾っていただくのにぴったりでした。

さて、今月12日の新月にはsewing meditation をしていました。まずトライアル期間として、自分が体験しています。二時間くらいじっくりと集中して小さな枝の刺繍を仕上げました。ぐっと集中した後は、ふっと息を抜くように温かいお茶を飲んでゆっくりしました。少し張り詰めて作業した後、ふわっと緩める時間を持つことで、いつもより気持ちと体がほぐれたように思います。仕事の時間とはまた違う、良い時間でした。今月は年の瀬も迫り何だか皆さま忙しいようなので、また来年にでも告知しようかなと思っています。

12/25に flag塩屋マーケットがあります。蚤の市もあるので、私も断捨離をしようと思い、出品する予定です。今年の予定は一応それで終わりです。皆さまも良いお年を、、、

新しい景色

小さな作品展も無事に終了し、ようやく新しい場所でホッとひと息つくことが出来きました。まだ土地と自分の暮らしの間にはよそよそしい感じがあるけれど、一つずつ馴染ませていくしかないですね。

新月の少し前、庭に大麦の種播きをしました。この土地の大地とも少しずつ仲良くなれるように、土仕事の時間も作っています。そして、ずっと温めてきた刺繍ワークショップ「sewing meditation」も、やっと開催出来そうです。12/22日冬至、26日新月の日に開催します。時間は午前の部、午後の部どちらかで2時間程度を考えています。リネンクロスにゆっくり刺繍する予定ですが、詳細はまた近々アップします。参加してみたい方はメールにてお問い合わせ下さい。

今年もあとひと月。毎日の時間を大切に味わいたいですね。

1 10 11 12 13 14 15 16 25