雨上がりの道に吹く風

太陽のエネルギーが高まってきたのと時を同じくして、ようやく体が回復したことを感じました。風が本当に清々しくて、それだけでも感動してしまいます。
4月に入院、手術をして、その後自宅療養で傷の回復を待つ間、40年の人生の中でも一番かと思えるほど静かな日々を過ごしました。体の組織が回復するのには、思いのほか時間が必要なのですね。とても貴重な時間を与えてもらえた気がしました。

 

今日は形を残さないコラージュ作品を、ジャズのアドリブ演奏のように制作しました。
一瞬の奇跡を楽しむ時間。何も形に残らなくても、体でまるごと感じることに意味がある。きっと何事も、経験したことは心身の栄養になって、自分の魂を育ててくれると思うのです。