星の言葉

のびのびとした、新しい形を探しながら、沢山の線を重ねていく

貝殻の細い筋をイメージしながら描いていると、
途中で、今の色は白ではないと感じ、糸を変えた
するとその線は、大木が枝を伸ばしていく過程のような線となり
大きな広がりを感じ始めて、不思議な気持になる

中心から大きく広がるかたち
星の爆発、太陽の光線
そういった放射するかたちにも似ている
私は宇宙が語りかけてくるたくさんの言葉に、静かに耳を澄ましている

自然界の形はそのままで美しい
今の私のかたちを
そのままに見つめ表してみたい
人は体験を重ねることで、日々成長している
自分で感じられなくても、前を向いている限りは進化し続けている
それに気が付いたとき、糸の線は宇宙の言葉、星の言葉となった