丘いっぱいの星の花

布花で作る星の世界。
小さきものを愛するのは、刺繍の糸目を大事にするのと同じだと気が付く。
染め上がった花びらを、一つずつ組み合わせて花を作る作業は、たまに気が遠くなる。
澄んだ夜空を見上げた時に、あまりに星が多すぎて圧倒されてしまうように。。。

大らかで豊かに茂るようなイメージを心の真ん中に置いて、
今は一つ一つの作業に集中している。
急ぐ事なかれ。
前のめりになりそうな気持の自分に言い聞かせる。

5月に枚方市星ヶ丘のSEWING TABLEにて作品展をします。
その時期はちょうど星ヶ丘洋裁学園が創立70周年を迎えるそうです。私にとってなくてはならなかった大切な場所に、心いっぱい、体いっぱいで感謝を込めて
じっくりと丘いっぱいの星を作ってみたいと思います。