あたたかな贈り物

昔に買って読んでいた本を友人が読みたいということでお昼前に手渡した。ずっと知りたかった内容だったらしく、この年末年始のゆったりした時間のあいだに読んでみたいということだった。ちょうど電車で私の住む駅を通るということだったので、良いタイミングで駅まで届けてあげることができた。

タイミングというのは本当に不思議だ。昨日会った人にすんなり今日も会えたりもするし、そうかと思うと会いたいのに都合がなかなか噛み合わなかったりする。

お届けしたかった小包、今回は手元にお届けできなかったけれど、いつかよきタイミングが来た時に。。。お届けできますように。

 

今年一年、自分の体とゆっくりゆっくり二人三脚のように歩んできた。
手術から1年半。思っていたより体は元に戻っていなくて、ちょっと無理したらへろへろになっていた。人間の体は強いようで脆い。でも再生する力をしっかりと持っているはずなので、生命力を育てながらゆっくり体のペースを探しているところ。今になってようやく自分を守るやさしさと逞しさが生まれたように思う。そのやさしさと逞しさを来年は作品にしながら育て続けたい。

再スタートの今年、たくさんの応援をいただきありがとうございました。
華々しくとはいかなかったけれど、とてもあたたかに活動することが出来ました。
たくさんのあたたかな気持を贈り物として受け取りました。
来年もまた、ゆるやかに作り発表し続けながら、お会いできるのを楽しみにしています。