今年の半分、6月最後の日。遅い梅雨入りのせいか、とっても空気が重たい雨の日。
久しぶりに読み返そうと手にしたレイチェル・カーソンのセンスオブワンダーの中に”風の歌”という言葉を見つけて書き留める。前から作品のタイトルなどに使う言葉だけど、妙に気になった。
風の刺繍シリーズの小さな包み。ふんわりと柔らかい感触が愛おしい。最近は本当に白い生地のものばかり手にしているので、身に付けるものも白いグラデーションになっている。白に惹かれるのは、真っさらなイメージだからだと思う。
私が生まれてくるとき、神様と相談して手仕事の力を携えてきたのだと思うので、その最初の気持ちを大事にしていきたいと思う。だから、今の作品は真っさらな新しい気持ちで作りたい。
引き続き小さな作品もオーダーを受け付けています。一つ一つの出会いを大切に。