Sewing meditation

このところ植物の声が以前より自然にわかるようになってきた。植物の状態や、どの場所が居心地良いか悪いかも何となくわかる。この何となくというのが、実はとても大事なんじゃないかと最近思う。そして、この小さな声を聞くためには自分自身が空っぽの状態が良いという事もわかった。無心の状態。すると自然界の声やガイダンスなども聞こえてくる。

私が針と糸で作品を作りぐっと集中することは、瞑想と同じような時間なのだと思う。本当に無心になれる。今後、それをsewing meditation として少人数でワークショップをしたいなと思っている。興味がある方はご連絡下さいね。

塩屋の家で過ごす時間が出来てから、前より宇宙と一つで生きている。物事が進まない時の心の持ち方が大きく変わった。今は導かれて生きるという事を第一にして、無理に進めないでいる。人に笑われたりもするけれど、もう自分の持っている繊細な感性を閉じ込めて生きるのはやめて、宇宙の流れと同調していようと思う。それが本来の私。今まで世間となんとか合わせて生きようと努力しても、どうにもうまくいかなかったのは、自分ではない人生を生きようとしていたからなのだろうな。曇りなくこう思えるまでに40年もかかってしまった。